復讐ヴァンプについて(2019.3)
1、経緯と構築の説明
この記事を書くきっかけとしてはですね、先日、友人に言われたんですよ。
友人「復讐ヴァンプって、弱くね?普通に押し切れるんだが」
私「」
その友人はミドネクを使ってそこそこMPも盛ってるのですが、それは置いといて、
私はこれを聞いて思ったんですよ。
だったらネクロにも勝てる復讐ヴァンプ作ってやろうじゃねーか!!と。
その結果できたのがこちらです。
んで、これでランクマに潜ったらそれなりに勝てるんですよ、ネクロへの勝率もまあ高い。
そして何より、復讐ヴァンプ特有のカードパワーで押し切るのが楽しい!!!(最重要)
ミドネクのような安定感はないですが、それを補って余りあるパワーが最高なのです。
ということで、デッキの詳細の説明に移りましょう。
2、詳細の説明
1、糸蜘蛛の悪魔
このデッキの守護枠です。
先2の動きとして優秀な上に復讐状態への調整としても有用で腐りにくいカードです。
2、狂恋の華鎧・ヴィーラ
進化時効果がお化けなことで有名な2/2/2。
EP切らなきゃファイターとか言っちゃダメ。
こちらの顔と盤面を支えるパワーカードです。
1試合に1回は進化を切ります。
(片翼の悪魔・ピユラの不採用理由について)
ALTのゴールド枠で追加されたピユラ。
進化することで手札の打点を引き上げてくれる2コストです。
しかし、
1、今の復讐ヴァンプでは、進化権は基本的にヴィーラやナルメアに切りたい
2、そもそも進化した時点では2/2/2のバニラ(それこそファイター)と同等の効果しか得られず、盤面干渉力に乏しい
3、カオスシップから出てくるフォロワーをヴィーラと糸蜘蛛に絞りたかった
というような理由で今回は不採用としました。
特に3つ目の理由に関しては、ネクロに盤面で勝てるか否かを分ける重要なポイントでもあります。
3、鋭利な一裂き
序盤の処理役としても、顔詰めとしても使える万能カード。
2点の自傷ダメージは序盤なら気になりませんし後半は復讐調整としても役立ちます。
あとお姉さんかわいい(重要)。
4、群れなす飢餓
2コスト3点枠。同名のフォロワーを斬殺できるので、エルフのフェアリー、ドラゴンのドラコスネーク、そしてネクロのゾンビをたった2コストで処理できます。
特にネクロに関しては2コストで死の祝福を突破できる最強カードなので、マリガンで是非キープしておきたいカードです。
5、復讐の悪魔
一言で言えば超オーバースタッツ。
CLC期から存在する、復讐ヴァンプを支える縁の下の力持ちです。
次のターンにベルフェゴールなどで復讐状態に入ることで相手フォロワーを処理したり顔に4点詰めたりできます。復讐軸が強化されたTOG環境ではその動きで暴れまくったそうですが、その強さは今も健在。
6、サキュバス
自分のリーダーのライフが相手より少なければ自分のターンのエンド時に2点を顔面に飛ばしてくれます。えっちぃ。
3/2/3の標準スタッツなのも◯。
(フルフルとの違い)
ALT期のブロンズ枠。
3/2/3の標準スタッツである点や進化権なしで打点に繋げることができる点でサキュバスと似ています。
しかし、サキュバスとの決定的な違いはシステム能力か否かという点です。
サキュバスはシステムフォロワーであることを生かして相手に除去を強要でき、また除去されなかった場合にはより多くの打点を望むことができます。
特に対アグロでは無視してきたら相手のライフを削れて逆リーサルが楽になり、処理してきたらきたでテンポを阻害できて儲け物と、絶大な性能を発揮します。
そのため、今回はサキュバスの方を採用することにしました。
7、ダークジェネラル(エクセラ)
言わずと知れた4/4/3疾走です。
このカードの恐ろしさは皆さんご存知だと思うので、次。
8、ベルフェゴール
TOG環境で追加され、復讐ヴァンプという軸を成立させた立役者です。
基本的に先攻4ターン目に出したいカードです。
4/4/4のオーバースタッツに2ドロー(このデッキで唯一のドロソ)、そしてさらに復讐状態に入れます。
優秀すぎです。
このあとさらにカオスシップに繋げられたらもうわけわかめ。
9、揺らぎの斬姫・ナルメア
BOS期で追加されたお姉さん。
こちらは後攻4ターン目に出したいカードです。進化を切ることで2面処理しつつ復讐状態に入れます。しかも必殺がついてるので次のターンに相手に大型フォロワーの進化を切りにくくできます。
これにより、次のターンのカオスシップに繋げやすくすることができます。
10、レイジコマンダー・ラウラ
ALT期アディショナルカードのレジェンド枠です。
ラウラのリメイクカードで、元にもあった疾走付与はそのまま、進化を切ることで自身も疾走を持ち、更に10ターン目以降はこのデッキでは手札の全てのフォロワーに疾走を付与できます。
その性能から、中盤や後半の打点として活躍します。
特に10ターン目の能力は対セラフビショップやミドネクにおいて押し切り要員として活躍します(但し10PP時の能力ではないので、マーウィンによるPP加速には注意。)。
11、カオスシップ
これまでも度々名前が出てきた幽霊船。船員であるヴィーラと糸蜘蛛を展開し(ついでにデッキ圧縮)、ヴィーラに進化を切る動きが強すぎます。
ケルベロス進化だけでは盤面を取られないのも◎。
先攻時の勝率を大きく引き上げてくれます。
12、ディアボリックドレイン
1コス4点、更に2点回復してくれる小回りの効く除去要員です。
2点回復は自傷しすぎたライフを回復させてくれる他、4点の除去も痒い所に手が届きます。
13、デモンオフィサー・エメラダ
確定除去付きの疾走のため、守護を突破したり厄介なアミュレットを除去しつつ顔を詰めれます。
但し、確定除去故にバロンは突破できないのでそこは難点でしょうか(黄金都市は破壊できるので相手の動きを阻害することはできますが)。
14、黙示録
このデッキのAOE枠です。ミドネクの展開への対策として積んでいます。復讐状態なら4コストで打てるため、例えば後攻7ターン目にヘクターの展開を全て返した上で復讐の悪魔を出すというインチキムーブを可能にします。
そのため、ネクロに粘り勝つ一手を担ってくれるカードです。
3、マリガンとプレイング、相性
- 基本
2、3、4コストのラウラとエクセラを除くフォロワーをキープしましょう。後攻なら2コストスペル2種もキープ対象となります。
- アグロエルフ
基本のと先攻でも群れなす飢餓絶対キープ。除去をメインに動ければ相手が勝手に息切れしてくれます。相手が使役者を出したがってる時にヴィーラに進化を切れればGood!
- OTKエルフ
アグロエルフと同じで大丈夫です。数はアグロエルフの方が多いですし、不利対面なのでかなり上振れないと勝てません。相手のコンボパーツが揃う前に早期決着を目指しましょう(熾天使の剣も入っているため、正直当たったら負け。)。
- ほかのアグロ系(ドラゴン、ロイヤル、ヴァンプ)とスパルタクスロイヤル
基本ので大丈夫です。先攻で且つ序盤の動きが見えてるならカオスシップもキープしてください(ヴァンプのみ先攻でも2コススペル2種ともキープ)。
アグロは守護やヴィーラで顔を守りつつ一発逆転を狙います。スパルタクスは5ターン目カオスシップヴィーラ進化GG(もしメイジーに処理されても展開を繰り返せば勝てます)。
- ミッドレンジネクロ
基本のと先攻でも飢餓をキープしましょう。祝福やヘクターまで取っておくことを意識します。相手の展開をしのぎ、弱まったところに一気に疾走フォロワーを展開し勝利するのが基本プランです。
- セラフビショップ
飢餓以外の基本のをキープしましょう。マーウィンにより復讐状態が解除されることがあるので、体力は極力8や9でキープすることを意識します。相手の8ターン目までに「ここでセラフ出したらお前死ぬけどいいんか?」というライフと盤面を作りましょう。あとは10ターン目まで除去メインで動けばラウラの疾走付与で押し切れます。
- ドロシーウィッチ
2コスフォロワーと飢餓以外の基本のをキープしましょう(虹の輝きケアのため)。
ヴィーラに進化を切るのも極力避けるようにしましょう(相手が虹の輝きを持ってないようなら大丈夫ですが)。
できる限り早く展開し、疾走で押し切ってしまいましょう。
- ランプドラゴン
基本ので大丈夫です。早めの展開を心がけ、相手にPP加速をさせないようにしましょう。
<相性>
アグロ系-五分(ヴァンプは微有利)
OTKエルフ-不利
スパルタクスロイヤル-有利
ドロシーウィッチ-不利
ミッドレンジネクロ-微有利
セラフビショップ-五分
ランプドラゴン-有利
4、最後に
新弾追加まで残り半月。皆さんのシャドバへのモチベは低下しまくってると思います。しかし!そんなときだからこそ!この復讐ヴァンプを使ってあげてください!MPをめちゃくちゃ盛れるデッキではないですが、
超絶楽しいです!!
ここまで見てくださったみなさんに最大の感謝を。ありがとうございます!!